
世間でテレワークを推進すると言われてるけど、どんなメリットがあるの?それとデメリットも知りたいな。なんなら解決策も知りたいな。
↑こんな悩みを解説します。
テレワークを導入するを検討するにあたり、どんな可能性があるのか知っておきたいところ。
本記事を書いている筆者は、テレワーク歴が8年です。世界中にスタッフを抱えていて、みなさん居場所は謎ですが、仕事は回っています。
本記事の内容
・従業員さんから見たテレワークのメリット、デメリット
・会社側から見たテレワークのメリット、デメリット
・リモートワークを実施する上で、おこなっておいた方がいい対策
これらを解説していきます。
従業員さんから見たテレワークのメリット
テレワークを実施すると従業員さんにたくさんのメリットが存在します。
無駄な時間が省け、仕事にだけ集中できるからです。通勤時間などに擁していた、無駄な時間を仕事や自分の時間に使えます。具体的にどんなメリットがあるのか、代表的なものを紹介していきます。
通勤時間がなくなる
通勤時間がなくなることで、仕事に集中することができます。
日本人の平均の通勤時間は往復で1時間16分です。通勤する準備も合わせると、さらに時間を無駄にしてるでしょう。
単純に移動時間が減るので、自分の時間が増えます。なので、仕事だけに集中できるようになります。
※2016年に行なわれた総務省統計局の調査。
どこにいてもいい
ネット環境さえあれば、どこにいてもいいので気分転換などをしやすい。業務さえしていれば、良いので場所は選びませんし、連絡さえ取れればいいです。
カフェなどに移動して作業をすることもできます。同じ場所にずっといて集中できないこともありません。
なので、どこにいても仕事はできます。
作業に集中しやすい
会社に行かないと、作業に集中しやすくなります。
無駄な雑談、無駄な会議、無駄なランチ、これらに遮れないからです。意識していなくても、人間は外からの情報を拾って、集中力が途切れています。
これらが遮断されると、作業効率は格段に上がります。
家事、育児をしながら働ける
子育て中の主婦や一人暮らしの方が、家事をしながらでも働くことはメリットといえるでしょう。
場所を選ばない在宅のため、自分の時間が増えます。通勤時間に使う時間も家事などに回せます。育児などで休暇や退職した方などを再雇用することもできます。
なので、家庭の事情でやむおえず、退職した人で優秀な人材をピンポイントで雇用することができます。
従業員さんから見たテレワークのデメリット
テレワークにはメリットだけでなく、いくつかのデメリットもあります。自己管理などが苦手な人もいるためです。
出勤というものが急になくなることで、朝起きなくても誰にも何も言われることがありません。なので、デメリットに働く項目についてもいくつか紹介しておきます。
コミュニケーション不足
コミュニケーションの量は格段に減ります。
会社で顔を合わせていた人が、急に会社に行かなくなるので、話す機会がなくなります。飲みニケーションであったりとかで、親睦深めていた部分もありますし、単純に寂しいと思う人もいます。
なのでコミニケーション不足で悩む人は一定数いるでしょう。
自己管理が難しい
テレワークで1番問題視してもいいポイントは自己管理です。会社に行くというリズムがなくなるため、本当に自己管理が難しくなります。
具体例 前日に飲みすぎても、会社に行かないといけないと、朝起きていくのでリズムはそこまで変わることがありません。無理やり、リズム作ってくれたいた仕組みがなくなるので、自己管理できない悩みの人は多くなります。
運動不足
テレワークになると運動不足になることは間違い無いです。
通勤することもなくなるので、外に出ずに1日が終わることもあります。以前は会社に行って帰るだけで、かなりの距離を歩いています。
それが突然なくなるので、運動不足になることは間違いありません。
仕事量が増える
効率よく仕事する人に仕事をバンバン振られたりして仕事量が増えることがあります。テレワークにすると業務効率が上がるので、同じ業務を短い時間で終わらせることができます。
Aさんに任せてても進まないから、Bさん早そうだし、依頼しちゃおというようなことが起こり得ます。仕事量が増えてしまう人が出てきます。
仕事できないのがバレる
テレワークを実施すると、仕事に無駄が多かった人が露呈します。なぜなら、生産したものが全てになるからです。
どれだけの時間を仕事したかが評価されません。求められたことに答えることのみが、仕事となります。なので普段からサボっていたりしていた人は、テレワークをしたら生産性が低いことがバレます。
会社側から見たテレワークのメリット
会社側から見たテレワークのメリットを紹介します。テレワークでのメリットはたくさんあります。コスト削減など、様々なメリットがありますが、具体的に見ていきましょう。
オフィスが小さくできるのでコストカット
家賃にかかっていたコストを削減することができます。会社に集まることがないので、大きなオフィスを借りることは必要なくなるからです。
アクセスのいい、場所に大きなオフィスを構えていると、それだけで、うん100万円ほど毎月何もしなくても飛んでいっています。それは無駄です。
そういった無駄も必要最低限にすることによりコスト削減ができます。
テレワーク可能の求人は人が集まりやすい
テレワーク可能の求人には人が集まりやすいでしょう。会社に行かなくても働ける環境があるなら、そのほうが良いと考える人は多いためです。
会社に出勤、在宅OKで同じ給料が出るならば、在宅OKを選ぶ方に決まっています。
なのでテレワーク可能な求人の方は人は集まりやすいです。
離職率の低下
テレワーク実施で、離職率は下がります。テレワークのメリットでもお伝えしているように、育児などで退職する必要がなくなります。
自分のペースで働ける環境にしてしまえば、やめていく人も減ります。
なので、離職したい人は減るでしょう。
人件費カット
人件費カットにもつながります。
テレワークをすることにより、見える化されます。つまり業務効率が上がるため、少ない人材で回すことができます。仕事効率が悪い人が、露呈するので仕事できる人だけで回せばいいのです。
必要な人材のみで構成できるチームとなるので人件費カットにつながります。
残業代カット
無駄な残業代にかけているコストも見直せます。仕事効率の悪い人が、残業代を圧迫していたからです。
何時間でも終わるまで、やるのではなく、業務で振るので残業代はなくなりますね。業務単位で仕事をしていくので、残業という概念がなくなります。
会社側から見たテレワークのデメリット
会社側から見たテレワークのデメリットも存在します。なぜなら、いきなり環境がガラッと変わるため、対応しきれないからです。そこでテレワークのデメリットについてもいくつか紹介しておきます。
労働実態が把握しづらい
労働しているかの実態把握が難しいということです。実際、自宅で何をやっているかを把握しきることは難しいですし、どのように評価していいのかもわかりません
以前のように、会社に来るかどうかで勤務時間を判断できません。勤怠管理に関しては、対策を立てていかないといけません。
セキュリティ対策が煩雑になりやすい
自宅で、データを管理するために、インターネットにおけるセキュリティが大事です。
データの管理を会社外でやる場合、情報漏洩のリスクが生じます。自宅のノートPCにデータをダウンロードできるようになってしまう。
その他にもリスクは多々ありますが、管理方法には注意を配る必要があります。
人材育成がしづらい
人材育成がしづらくなります。自宅で一人で仕事をこなすため、些細なことを質問しづらくなってしまう。
業務のわからないことが、どのように改善していいのかがスタッフ任せとなる。なので人材育成に関しても、やりやすい環境を用意していくべき。
リモートワークを実施する上で、おこなっておいた方がいい対策
メリット、デメリットを紹介しましたが、どのように対応していけばいいのかを考えていきます。
①コミュニケーションツールの導入
コミュニケーションツールの導入は必須でしょう。まずは業務の見える化、情報共有をしていくべきです。
参考にできるところから対策していきましょう。
参考記事 テレワーク、在宅ワークにおすすめの必須ツール11選【テレワーク歴8年】
②給与、評価制度の見直し
給与体制や評価体制も見直すべきです。
業務効率が上がり、テレワークに向いてる人、向いてない人が分かれます。それでも、今までと同じように評価していると不満が出たり、仕事ができる人に集中してしまいます。
そこで公平な評価と、公平な給与体制にすべきです。
例
といったように、業務時間+出来高で決めていく方式です。スタッフさんのやる気にもつながりますしおすすめです。
③セキュリティ対策
セキュリティ対策は必須です。自宅でPCを誰が見ているかわからない状況は、情報漏洩のリスクが伴います。
ましてやカフェなどで作業していたとして、隣の人が情報を盗んだりするケースが大いにあり得ます。セキュリティ対策はすべきです。
セキュリティ対策におすすめのアイテムを紹介しておきます。
Yubico社のアイテムなのですが、外付けデバイスで顔認証、指紋認証を登録して、登録している個人でしかPCガ開けないようにできるアイテムです。
アプリ単位でのセキュリティ設定も可能です。そこまで操作は難しくないのですが、
まとめ
テレワークのメリット、デメリットについてお話ししました。総管的には、テレワークは広く導入されるべきと考えています。
やはり無駄がなくなると生産性が上がるので、自由な時間が増えます。そうなることによって、クリエイティブなアイデアなども出ると思います。
内容は以上です。あなたもテレワークで生産性向上していきましょう。
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