
タピオカ屋さんって儲かってるみたいで、自分でもお店やってみたいな、でも実際、開業するのに必要なものってなんだろう?
↑このような疑問にお応えします。

どうもワサビです。
タピオカの製造工場を運営しながら、タピオカ店のコンサルティングなどをやっております。
実際に店舗を立ち上げるのにかかったものを解説していくので、記事の信憑性については問題ないと思います。
記事の内容
それでは解説していきます。
タピオカ店の開業に必要なものは何か?【全部、解説しています】
必要なものは以下の通りです。一つずつ解説していきます。
①必要な資格
②開業するのに必要な資金
③原材料仕入れ
④必要機材準備
⑤メニュー開発
⑥オペレーション教育
①必要な資格
まずタピオカ店を運営するために取得しなければならない資格についてです。
どのような方法で運営するかにより、多少異なりますので、必要に応じて資格を取得していきましょう。どれも取得することはさほど難しくありませんが、取得していないとペナルティを課せられることもありますので注意が必要です。
・食品衛生責任者
飲食店などを経営していく場合、店舗当たり一人の取得が必要となります。
開業予定の都道府県で実施されている講習を受講することにより取得が可能です。
調理師や栄養士、製菓衛生師の資格を保有している場合は取得は不要となります。
講習のスケジュールに関しては地域異なりますので確認しましょう。
講習1回(約6時間)
取得期間目安 7日-10日
※地域により多少ルールが異なります。
・防火対象物使用開始届出書
店舗等の開業や入居の際、建物またはその部分を使用する場合、使用開始日の7日前までに防火対象物使用開始届出書の提出が必要です。
また、店舗等の修繕、模様替え、間仕切り変更等の行為をする場合は、着手する日の7日前までに【防火対象物工事等計画届出書】の届け出が必要です。
簡単に言うと、どこの誰が入居して、どの様な工事をして、どの様なお店をするか、消防法で定められた必要な消防用設備等が設置されているかなど、防火上支障がないかを確認するための手続きです。
【必要な書類】
・防火対象物概要
・案内図
・平面図
・断面図
・展開図
・立面図
・仕上げ表
・火気設備の機器リストと仕様書
・消防用設備等の設計図書(消火器具、避難器具等の配置図を含む)
取得期間目安 3日-5日
※一般的に内装業者などがやってくれる場合が多いです。
・営業許可証
タピオカドリンク店を開業する地域の保健所にて取得が可能です。
無許可営業の場合、罰則が課せられるので事前に許可をもらいましょう。
取得期間目安3-5日
・防火管理者
収容人数が30人以上のタピオカドリンクを開業する場合、防火管理者の取得が必要です。
地域ごとで実施されている講習を受講することで取得可能です。
店舗の規模感によって受ける講習が異なりますので事前に確認しましょう。
*防火対象設備使用開始届 建物や建物の一部を新たに使用し始める場合
使用開始7日前まで
※内装業者が届ける場合がほとんど
※届出が必要か所轄の消防署に問い合わせます
・移動販売で使用する車両の登録
移動販売でタピオカドリンク店を開業する場合には、車両登録が必要となります。
未登録の場合営業許可がもらえませんのでご注意ください。
車内調理で提供する場合は「食品営業自動車」として登録を行います。
②開業するのに必要な資金
開業にかかる資金
・物件取得費用
・内装工事費用
・設備費用
・備品費用
・広告、宣伝費用
これらの項目で資金が必要となります。
ざっくり規模感や地域にもよりますが、初期コストで200-500万くらいは見ておく必要があります。
経営が軌道に乗るまでの運転資金も100-300万円程度は準備しておくと良いでしょう。
フランチャイズに加盟する場合
自身で0から開業するのもありですが、仕入れルートの確保やオペレーションが確立されているフランチャイズ加入のも一つの手です。
・加盟金
・研修費用
・保証金
・ブランド維持費
・ロイヤリティ
などがかかります。50–300万くらいの加盟金が必要なところが多いようです。
③原材料仕入れ
資格等の準備が整えば、原材料などの仕入れが必要となります。
フランチャイズで契約する場合はその辺りをワンストップで行ってくれますが、自身で開業する場合は以下の項目の仕入れルートの確保は最低限は必要でしょう。
確保にあたって、品質的な粗悪品などが多い海外などから輸入しようとなると精査する難易度が上がります。
食材
・タピオカ
・茶葉
・ミルク
・氷
など
・資材
・カップ
・ストロー
・テイクアウト用の袋
④必要機材準備
必要な機材に関して、以下の項目に関しては最低限必要でしょう。
物件が決まれば、スペースを確認して準備をしていきましょう。
・キッチン設備
・IHコンロorガスコンロ
・製氷機
・冷蔵庫
・冷凍庫
・保温機
・シーラー
・レジ回り
⑤メニュー開発
メニューの開発が必要となります.
フランチャイズの場合は既製のドリンクメニューと原材料がもらえます。自身でやる場合は1からメニュー開発が必要、原材料も季節ごとに探していく必要があります。
レシピ
レシピに関してもいくつかオーソドックスなものを紹介しておきます。
紅茶 250cc
ガムシロ 15-30cc
粉ミルク 20g
タピオカ 50g
抹茶パウダー 3g
牛乳 300cc
ガムシロ 15-30cc
タピオカ 50g
黒蜜(黒糖) 20-30cc
牛乳300cc
タピオカ 50g
⑥オペレーション教育
オペレーションとして必要なことは大きく三つです。
レジでの対応、ドリンク作成、仕込みです。
これらはとても簡単なのでアルバイトのみで回すということも可能でしょう。
1ヶ月もあれば業務を完璧にマスターすることができるので、タピオカ店をやる上で、他の飲食店よりも展開しやすいでしょう。
・カウンター
お客さまのご注文を伺い、カップにラベルを貼ってドリンク担当に渡します。
ドリンク
カップを受け取り、タピオカドリンクをレシピ通りに作ります。
仕込み
タピオカやトッピング材料を切らさないように、状況を見ながら仕込みを行います。
1日の流れ
(例)
▼10:00/タピオカ、お茶、トッピング材料などの仕込み作業を開始
▼11:30/店舗オープン
▼22:00/閉店 レジを締め、資材を片づけて清掃を行い、1日の業務が終了です。
来客数は平日が約500組、土日は約600組程度です。
ピークの時間帯は平日だと16時頃ですが、土日には開店直後から行列ができることもあります。
ピークに合わせて人員配置をしていくと良いでしょう。
⑦販促物
必要に応じて販促物を準備しよう。
視覚的に集客を上げていくことがコツとなります。
・看板
・チラシ
・ホームページ
・SNS(Instagram、youtubeなど
・ポイントカード
・メニュー
・POP
タピオカ店をやる上での最低限の設備などについて説明しました。
こんなにも簡単に始めることができます。
タピオカ店を開業したいという人がいましたら気軽にご相談も可能です。
開業サポートとかもやっているので興味のある方はどんな些細なことでもお問い合わせください。
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